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高齢患者にとって健康負担の大きい電車タクシーなどの公共交通機関による通院 その一例

2019/01/14

開腹手術後1か月検診、公共交通機関を利用して通院した日の記録。

下の画像は、エプソンのウェアラブル脈拍計とそのライブログソフト(PULSENSE View)による分析の一部を示した。

円形グラフはこのソフトによる推定分析値、中段のグラフは通院日の1時間毎の歩数、下段は脈拍数(単位bpm、計測時間不明)である。

交通手段と移動距離は、タクシー(2km程度)3回、JR電車(40km乗り換え1回、約50分)往復、歩行移動(病院内移動、院外処方薬局、駅でのホーム移動など)総距離2.5km、病院・薬局での待ち時間を含め外出中の総時間約7時間。

脈拍数のグラフに記録された帰宅後安静時16時頃から始まった 脈拍数の突然の増加(グラフ中藍色の部分) 、18時少し前に自然に収まった脈拍数(130-140bpm)は既往症の心臓の不整脈(心房細動)の発作が起こったことを表し、この外出が体力の大きな負担であったことを示すものであろう。

突発性心房細動は、5年ほど前から強いストレスや多剤服用薬の副作用とみられる原因で月1~2回起こっていた。しかし、併用服用薬を減らした結果 昨年3月ごろから 平常時には起こっていなかった。

退院時には家族の運転で乗用車で帰ったのでこのような細動は起らなかった。

歩行や、激しい季節の気温の変化、公共交通機関利用は体力のない患者にとって大きなストレスとなり発作の原因となることがわかった。


交通事故統計によると、乗用車利用による移動は最も安全な交通手段であるばかりか、 危険な歩行移動を減らし、気温などの環境変化からも保護され、総合的に最も安全な移動手段である。医療機関は、乗用車利用による通院がしやすい構造的環境を作ることも患者の健康保持に重要な要素であることを示唆している。

OECD32ヶ国中日本の乗用車事故死亡安全率順位は第一位 歩行中では安全順位は25位

2019/01/13

2014年すでに達成した乗用車交通安全の快挙、日本の道路安全管理機構・警察庁・メディアはこの実績をなぜ一般に知らせたくないのか。また道路歩行の危険性を無視する理由は?

OECD32ヶ国道路交通安全ランク年齢層別順位 日本は25~64歳層は第四位、65歳以上高齢者層は21位 高齢者層の最多死亡原因は歩行中か? 

2019/01/13

http://www.compareyourcountry.org/road-safety?cr=jpn&lg=en&page=1&charts=c1462882999874+c1462882669452+c1462882952658+c1462882999874&template=6

25-64自己死者順位
65以上死者順位

世界一乗用車事故死者数の少ない安全交通の日本 先進国中歩行死者数の方が多い唯一の国日本なぜだろう

2019/01/13

OECD “あなたの国を比較する” 交通安全 より。

このデータベースをダウンロードし、OECD加盟国の中から私の運転経験があった国を選んで交通手段別事故死者数を比較した。結果は、自動車交通先進国中日本だけが乗用車交通より交通弱者といわれる歩行中や自転車利用中の事故死者の方が多いことが分かった。下図はその様子を見るために描いたグラフである。

http://www.compareyourcountry.org/road-safety?cr=jpn&lg=en&page=2&charts=c1462883477064+c1462883581538+c1462883712327+c1462883762179&template=10

私は、在職中長短合わせて4年以上アメリカで生活したことがあり、また定年退職後は何度かに分けてヨーロッパを主にレンターカーで旅行しました。運転したのは、世界的に展開している大手のレンターカー会社が営業している国々にかぎりその他の国では運転しませんでした。

日本と国情が似通っているヨーロッパの道路での実感は、日本のように高齢者の歩行や自転車を見かけないことである。自転車は主にスポーツ利用として見かけ、自転車王国と言われるオランダでは、市街の自転車専用道路での通勤者を多く見たが、高齢女性の買い物など生活交通の様子は見かけなかった。またスクールバス通学が多く学童保護政策が生きとどいている様に見た。

これらの経験から、日本では交通事故といえば運転手を悪者扱いにするだけで、道路構造の安全管理の責任を問わない交通システムの必然的な欠陥であると見る。

2014年には日本はすでに世界一の乗用車運転安全を実現している。しかしながら、歩行中や自転車利用中の事故のため総合的な道路交通の安全では世界一ではない。上図の棒グラフの長さが総交通死者率を表し、これらの国の間でも4番目ぐらいに順位が落ちていることが分かる。

胃切除術(幽門側2/3)入院記

2019/01/10
2018年9月19日消化器系からの大量出血で緊急入院、病理所見による診断から要胃切除に分類された。開腹手術を避け完治性を犠牲にしても身体に負担の少ない治療法を求めてセカンド・オピニオンを申し入れた。受け入れて頂いた名古屋大学病院で多岐に及ぶ各種検査の結果、開腹手術に耐えるとの診断から12月12日に胃切除とリンパ節郭清術を受けた。 術前と術後3週間余りの回復状況の記録を纏めてみたのが下図である。
ABPMによる血圧・脈拍測定数と体重変化の表及びそのグラフで、手術前と比べ何れも顕著な変化は見られない。データの欠落は点滴靜注の看護管理中の期間である。 今日で入院から1か月目になるが、生活はほぼ正常に戻りつつあり体重も術前より3kg以内の減少にとどまっている。以上私の病状経過の一例を記した。

入院ベッドに年齢を表示 個人情報を大書する病院と一切個人情報の添付をしない病院

2018/12/31

昨日のブログに続き、二度の入院で体験した事。

A病院ではベッドに個人情報を明記し、特に年齢を大きな数字で病室のどこからでも見えるように表示しているシステム、B病院ではベッドに個人情報の表示は一切無し、輸液交換や靜注、服用薬の配布など、医療行為に入る前に毎回必ず患者に直接、氏名・生年月日を訪ね確認するシステムであった。

どちらも患者を間違えて処置することの無いようとのシステムであることは理解できる。

超高齢者に分類される私の年齢、この二つのシステムで経験した大きな違い、ベッドに氏名・年齢表示のA病院では多くの場合、治療や看護作業では 患者との対話が少なく、 患者の意思に注意を払わず行われる傾向が強く、また親切心のつもりか高齢というだけで一方的に子供言葉で話しかけ対等に対話する意思のない傾向が見られる。それに反し、患者に会話で氏名・生年月日を確認する場合にはその応答状況に注意が払われ、患者との対話により個人の知的状況が分かり、年齢による一辺倒の思い込みによる差別が避けられているのではと感じた。

認知症など統計的に高齢者の比率が大きいからと言って年齢だけで発症するものではないことは分かっていても、年齢で差別する傾向の強い現在の行政やメディアそして一般社会の風潮、医療機関まで汚染されているとは思いたくないが注意を払う必要があろう。

二度の入院記

2018/12/30
  • 私の2018年。N病院の病室風景。
  • 9月19日、消化器官からの大量出血で血圧降下失神、救急車による緊急入院。胃からの出血の痕跡が見つかる。
  • 胃の炎症サンプルの生検で胃癌との判定。癌の進行度から定型外科治療としては胃の下部三分の2切除、リンパ節郭清が根治のための標準治療であることの説明を受けた。A大学病院。
  • 特別な治療法の可能性を求めセカンド・オピニオンを申し込みN大学病院で受診することとなった。結果はA病院と同様で定型手術が最善の治療であると結論された。私には、5年ほど前から突発性心房細動の既往症があることからN病院で手術することになり、12月10日に入院、12日手術、25日退院。今のところ順調に回復、生活に大きな支障は感じていない。幸運に感謝。
  • 2018年は9月から年末までの3か月の闘病生活とA、N病院それぞれ2週間余りの入院生活に終わった。

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