COVID-19 日本のオミクロン まだ横ばい
2022/08/09
厚労省のOpenData とNHKの日ごとの集計値について差が発生している。
オミクロン感染が始まった2021年末よりその差が見られるようになった。その理由は分からない。
その状況を、それぞれ1週間移動平均値の差としてグラフにした。

下のグラフは、違いが始まった2021年8月からの差をNHK集計値を基準にした比%で表したものである。ここでは世界的に流通しているビッグデータベースOWiDの日本データについも同様に比較した。

厚労省とNHKの違いは最大15%にもなりその原因は究明されるべきであろう。
ここで、顕著に見られる結果として、OWiDが2021/11/1より2022/2/1までは厚労省のデータに追従しているように見えるがその他の全期間はNHKの集計値を採用している。
2021年9月以降厚労省とNHKの集計値に違いが始まり、オミクロン感染が主流と見られる期間の差異が大きい。その理由は分からない。
メディアニュースによると、政府は今感染確認集計システムを変えるようなことを言っている。厚労省の集計時系列データの科学的継続性が途切れる心配がある。NHKはどんな取材方法で全国の感染者確認と集計を行っているかは分からないが、私はNHKのデータを使っている。OWiDもその様だ。
日本で事件となっている、政府権力が統計の根拠を勝手に変える悪習は先進国家ではありえないことである。
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