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COVID-19 東京都の例 

2023/05/25

厚生労働省による感染統計の集計停止により2023/5/8日より全国の感染統計分析は中止せざるを得なくなった。

代わりに東京都福祉保健局の定点観測のデータを見つけた。週当たり・定点当たりの平均値がグラフで公表されている。

東京都福祉保健局

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/info/monitoring.html

一見、第9次感染爆発の始まりように見えるが、点線(5月8日)以降の観測のデータについてはそれ以前とで集計の統計条件が継続されているか検討が必要であろう。

これを証拠に、一部の専門家の発言やメディアの記事では次期パンデミックの予測がちらほら、8回起ったことは9回目がある(2度あることは3度ある)の諺程度、残念ながら当たる確率は大きいがこれを予測とは言わない。

COVID-19 World in Data はどこから収集したのだろう 日本の感染確認数

2023/05/21

厚生労働省の応報「オープンデータ」は5月8日で中止した。

Data on COVID-19 (coronavirus) by Our World in Data を開いて見たら5月12日の日付で収集した日本の感染数が記録されていた。

この感染者数を下記の従来のグラフに赤色で書き込んでみた。明らかに旧データとは統計的に異種の様だ。もう少し様子を見よう。

COVID-19 厚労省コロナウィルス感染情報隠蔽か? 2023年5月08日16時以降

2023/05/11

下の画像コピーは厚労省のお知らせの様です。中止の根拠が「感染症法の位置づけ変更」となっています。

政府が法律の運用を変えればコロナウィルスもそれに従うとでも云うのか?

我々の(国民の)健康を守る筈の厚労省、政府の方針を守る側の広報とでも云おうか。公表中止の科学的(感染症医学)の根拠はどこに。

それとも、コロナウィルスも日本国民で政府の決定に従うと!

政府お気に入りの「専門家会議」これを了承したのだろうか?

COVID-19 連休明け 予測に沿って進んでいるように見えるが ?

2023/05/09

COVID-19 やっと終息に希望が持てるか?

2023/05/07

下のグラフは厚生労働省発表の日本全国の日毎感染確認者数の集計値を用いて分析したものである。

この期間には4月29日~5月7日までの土日を含む長期休暇となり(薄い色の棒)、通常の医療や集計などの行政業務の遅滞等による統計の連続性が損なわれていると見るべきである。そこで、その影響を軽減するために日毎感染者数の3週間移動平均値の推移を用い以下の予測分析を試みた。

上記ぐグラフの移動平均感染者数予測に用いた簡易再生率とその第3次多項式近似曲線。

COVID-19 第8次感染のビッグバンは収束したが残念ながら第9次の徴候が 簡易実効再生産率の推移から

2023/04/09

下のグラフで見ると、3月20日前後を境にして簡易再生産率が1.0を超えて上昇に転じたように見える。まだ確認感染者数が少なく統計誤差が大きいので何とも言えないが、残念ながら傾向は、第9次感染の始まりの様に見え始めた。

COVID-19 第8次感染ビッグバーンは北海道から?

2023/03/24

北海道に始まり東北地方に飛び火、感染は以後順次南下した。ビッグバーンから約5週間、沖縄まで蔓延していった様子を描いてみた。

矢印は感染順路、同日遅れ日差の場合は目視で近い隣接地域を優先し結んだ。

これをどう見るか。これだけでは判断する情報としては不足だが。

北海道の感染確認者数の日系列曲線と東京及び他の地域との相関係数が(0.94)であることから、北海道の変異株が全国に感染した証拠も疑われる。

いずれにしても各地域でのゲノム解析が無ければこれは遊びとも云えよう。

COVID-19 第7次感染の伝染経路推定の試み

2023/03/23

第7次感染の経路。国内4か所から始まったと見られる感染のビッグバーンとその感染通路の追跡。

直前のブログに書いたように日本各地の感染時系列推移曲線の相互相関は良い事から、その日差を追随することで感染通路を推定してみた。

それぞれの地区でのビッグバーンは 沖縄が東京の6日前、島根が1日前、北海道が7日遅れで始まった。

COVID-19 地域行政区別の感染者集計時系列の相互相関

2023/03/21

各行政区毎に集計された感染確認者の時系列推移について、日ずらし相互相関係数を求め比較した。

ここでは、最北端の北海道、最南端の沖縄、人口交流の多い東京と大阪の5地区を基準地域として、全国47地域との日ずらし相互相関係数の最大値を比べてみた。

相互相関係数が大きいほど両地域の感染時系列の相似形が大きいことを示し、この時の日差は感染の伝搬経路を示すと推定される。しかし、行政区毎の日ごと人口交流数が分からなれば感染の伝搬速度は求めれれない。

日本の47地方行政区には北東の北海道を1として南西方向に沖縄まで順次コード番号が割り振られている。地図参照。したがって、行政区域間の相互距離を概観するための便法として、このコード差を用いてみた。

下のグラフは、5地区の基準地域に対するコード差と相関係数の関係を重ねて表示したものである。

最も顕著な違いは、北海道の場合で、他の地域との相関が悪い。他の地域との人口交流が少ないこともあるが、感染に関与した変異株が異なっているとも見られる。

他の国内全域は東京や大阪との相関関係が大きく、相関係数0.95以が90%以上を示し、殆どの地域が東京、大阪より遅れて感染推移が移っていることから人口交流の大きい東京、大阪が感染の発生源であることが推定される。

以上の様に、日本の感染は全国での一様性が大きく、北海道、沖縄を除く全地域では特徴が見られない。

COVID-19 第8次感染は北海道発か?

2023/03/19

第8次感染では北海道及び東北・北部日本海側の発生が東京の約3週間前から始まった。これらの変異株が日本中に感染したのか、それとも別の変異株が東京からの感染広がりと重なったものかは分からない。

統計グラフで見る限り、東京以降の感染広がりは前回第7次感染と似通って見える。ゲノム分析の結果が知りたい。

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