国際的に比較して 圧倒的に多い日本の高齢者交通事故死の原因 高齢者の多くが安全な乗用車利用が出来にくく 歩行と自転車に頼っているためである
2017/09/25
下のグラフは、交通事情の似たイギリスとの比較で見た高齢者と非高齢者との交通手段別事故死者の数である。ゼロ軸より左側高齢者層、右側が非高齢者層である。
明らかな特徴は、日本の死者の大きな部分が歩行と自転車で占められている。それに比べ乗用車利用が少い。これは、高齢者の多くが安全な乗用車利用が出来なくて危険な交通手段に頼らざるを得ない状況に置かれていることを示す。

e-Stat 警察庁データベース、年齢層別30日以内死者数の欧米諸国との比較より。
日本と同様高齢化が進み国土の地理的状況も似ているイギリス、交通手段別の死者数を高齢者と非高齢者について比べたのが下図である。日本では乗用車を除いてすべての手段で高齢者の死者数の方が多い。明確な違いを見ることができる。

これを見ても明らかな事実は、高齢者の乗用車利用を難しくすることは日本全体の交通死者を増やすだけであり、ただでさえ国際的に多い高齢者の交通事故死をさらに増やすだけである。高齢者の事故死者を減らすためには、信号、道路標識、道路安全構造インフラそして安全補助装置の車など、できるだけ長く高齢者が運転して交通できるよう援助することである。
なぜか、社会全体の安全を守るはずの警察庁「高齢運転者対策」は明らかに高齢者交通事故死を増加させる方向に目を向けている。
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