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運転者事故の致死率を類型別・年齢層別に見る 高齢運転者は歩行者に優しく、自身の乗車中の致死率は高い

2017/08/25

常識のうそ! 「高齢運転者は危険運転者」

これもe-Statのデータベースから算出して描いたもので、車運転中(第一当事者)事故の三大類型別に致死率を示したものである。このグラフでは、圧倒的に多い車両相互の事故件数を圧縮して右スケール示した。

歩行中の人に対する死亡に関与する確率は運転経験とともに減少傾向がみられる。

車両相互・車両単独の乗車中の運転者の致死率は明らかに高齢(70歳以上)で急激に増大している。これは高齢者の身体的虚弱性によるもので、一般に事故に対する脆弱率と言われているものに相当する。

このグラフからは、乗車中の致死率(死亡脆弱率)は、80-85歳で2倍から2.5倍、85歳以上で3倍から4倍と見られ、ヨーロッパの文献等に見られる値と同等かそれより小さめである。この傾向は運転者に限らず同乗中の高齢者でも同様であることが文献で報告されている。

死亡事故統計で高齢者の死亡事故件数が大きく表れるのは主としてこの効果を示すもので、運転事故件数そのものが多いわけではない。これは対人事故の年齢変化を見れば予想される。

低めの脆弱率については、私のヨーロッパ諸国での運転経験から感ずることは、日本では一般に運転速度が遅いことによるものと思われる。

2件のコメント leave one →
  1. cantik permalink
    2017/08/30 17:07

    ガッテン!「カラダ若返りSP!1週間で動ける体が復活」
    2017年8月30日(水) 19時30分~20時15分 の放送内容;中年のころから増えてくる「体が思うように動かない」のお悩み。その原因は単なる運動不足ではなく、「神経」がさびついて筋肉を上手に動かせなくなっていることだった!
    これも見てみましょう。高齢者が車を運転する危険性がわかります。

    いいね

    • 2017/08/30 17:38

      高齢になるほど運動機能が落ちるのは自然です、これを否定しているのではありません。でも、その影響は自動車運転より、歩行や自転車交通でより強く表れます。統計では、高齢者の歩行や自転車利用の死傷事故の危険性の方が何倍も高いのです。コメントありがとうございます。気を付けます。

      いいね

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