高齢者運転の対策 社会も自分も
2014/04/04
この表題は、4月4日 朝日新聞声の欄の投稿タイトル。
83歳の愛知県の方の実名での投稿である。記事は、
朝日新聞の3月28日の記事を読んで「高齢者の運転が大きな社会問題だと実感した」と前置きして。そのうえで、実直で思慮深い論旨、反論の余地のない事実を述べ。温厚な人柄の方の訴えとして高齢者の運転の必要性を論じておられました。
しかし問題は、この例に挙げられた新聞記事はわたくしも読んで新聞社にコメントしだが、認知症の一つの症例の話であって特殊なケースであるにもかかわらず、これをあたかも認知症や高齢者の一般的傾向のような印象を与える読み物にしている安直さにある。
今までブログに書いてきたように、日本の交通事故統計では「高齢者の道路歩行や自転車の事故死」の方こそ大きな社会問題とすべき事実である。
しかし、警察庁や、地方自治体、マスメディアまで、より大きな社会問題であるこの事実を認めず、相変わらず高齢者運転だけを問題視する原因がわからない。
悪いたとえだが、時々新聞に出る幹部警察官の飲酒運転の記事、この場合警察官全体が飲酒運転常習者かのような記事にすれば誰も信じないだろう。これと同じような「迷信」がなぜ高齢者運転では云われ続けるのであろうか。
マスメディアは、目立つ特異な実例を一般化し「迷信」を助長するのではなく、データに基づく科学的分析の結果を正しく記事にする社会的責任がある。
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