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ハイテク車 電源喪失の恐怖

2014/04/03

CNN 日本語記事より

GMはシボレー・コバルトなどの人気モデルで点火スイッチの不具合が発覚したことを受け、今年2月に78万台のリコールを発表。2週間後にはリコール対象を140万台に広げ、詳しい情報を公表していた。

同社はこの不具合について10年前から知っていたとされる。http://www.cnn.co.jp/business/35045118.html

ニューヨーク(CNNMoney) 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は3月31日、一部乗用車のパワーステアリング装置に不具合があるとして、約130万台のリコール(回収・無償修理)を発表した。が、05年に費用がかかるなどの理由で対応を見送ったことが明らかにされた。http://www.cnn.co.jp/business/35045945.htm

以上

1960年前半までの車は、イグニションスイッチは文字通りイグニション(ガソリンエンジンの点火プラグの放電電圧発生コイルの電源)のための電源スイッチのことであった。日本語では、スターターモーター(セルモーター)の電源用リレーの作動スイッチの意味を使っている。したがって、走行中イグニションスイッチを切っても(電源喪失しても)惰行運転中の運転には支障はなかった。

現在の車は、ステアリング装置やブレーキ装置に油圧補助システムが装着されていて、油圧はエンジンに直結したポンプ(あるいは電動ポンプ)により加圧されている。電源喪失によりエンジンが止まると油圧が低下し、ステアリング・ホイール(ハンドル)やブレーキペダルの操作に非常に大きな力が必要となる(極端に重くなる)。力の弱い人や、このような装置の特性を知らない人がパニックに陥り車のコントロールが出来なくなり、衝突や道路からの転落など死傷事故につながる。

今回問題になっている走行中にイグニションスイッチが切断、その結果、車がコントロールできなくて衝突死亡事故が確認されたのがその実例であろう。

当初GMは運転者が、キーに重いストラップをつけたり、キーホルダーに運転中の足がふれてキーが切断位置になったと云っていたようだが、一ドルにもみたないキーの不具合を知っていながら営業上の理由でリコールしなかったことを認めたようだ。

衝突防止装置や各種警報装置を装備した現在の車、電源喪失は致命的な欠陥になりうることが考えられ、それらの防止装置を義務付ける規制が早急に制定されるらべきである。

飛行機事故では電源喪失による墜落事故が多数報告されている。専門的な教育を受けたパイロットが操縦する飛行機と違い、車の場合電源喪失を想定した安全装備と運転者に対する注意を徹底すべきであろう。

”燃費向上などの目的で惰行走行中にエンジンを絶対に切らないこと”これは省エネ運転だけに固執する人に対する教育として徹底させることが必要だろう(停車中は構わない)。

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