空調機の省エネ設定 私の住宅の場合
今年の冬の寒さで30年余り使用した空調機が故障し修理不能となった。
電力不足が懸念されている現在、最も効率の良い機種をカタログ検索した。その結果、多数のモードでの運転が可能となる設計の日立の床置きリモコン型空調機(RP-AP224RHV1)を設置することにした。
納品が3月末となり、極寒期を過ぎていて十分な負荷状態での暖房運転テストは出来なかった。初期の試験運転で、私の家の場合、この機種の冷暖房の熱量の能力は余力がありすぎると推定出来たので以下の様な設定を行って現在試運転を続けている。
① この機種の標準設定での室内送風能力が大きすぎたので、送風ファンの回転力を最低まで下げるよう変更した。
② ヒートポンプ用圧縮機はインバーター制御なので消費電流の上限を、フル稼働の場合の60%までに制限する設定ができる。とりあえず60%設定でテスト稼働させることとした。
③ 標準設定では、室内機の送風はヒートポンプ圧縮モーターが停止している時も室内送風機は常に働いている。私の家では24時間空調機を稼働させているので、冷暖房負荷の少ない季節や時間帯では非常に大きな電力の無駄使いとなる。送風機の公称電力は1.5kWhなので一日連続運転すると36kWにもなる。
④ 室内機の送風機を冷暖房稼働時以外には停止させるよう電気回路で設定した。
上記の条件を満たす運転シークウェンスダイアづラムを下図に示した
これを実現するために組み立て現在テスト運転中の回路図は以下のようである。
圧縮機の停止後、オフディレ―タイマーを用いて頻繁に再起動をしないようにしたり、送風を継続したのは、圧縮機の停止直後の余熱を無駄にしないためである。
実際の運転状況を各部の温度変化とともに下記のグラフに示す。このグラフでは午前中暖房運転、正午に冷房運転に切り変えた日のものを選んで示した。
最上段のグラフで太い棒状に見えるのがエアコンヒートポンプであり、スパイク状のが井戸ポンプの電流値(アンペア)である。2段目が外気温度(℃)、3段目が室内熱交換器の吸気温度、最下段が温度設定サーモスタットの設置してある室内の温度変化である。
これで見ると。外気温と設定室内温度の差が小さい季節ではヒートポンプが働いている時間は数%もないことが分かる。
室内の温度変化の最大値は20℃~22.5℃、 冷房時は19.5℃~21.5℃で2℃の変動幅と見ることができる。なお暖房時と冷房時の室内平均温度に差があるのは温度コントロールに用いた機械式のハニーウェルサーモスタットの特性と見られ、これは冷房時と暖房時で設定温度を変えることで解決できる。
こまめにスイッチを切ることで省エネに努力しているとの意識が大切と云う人もあるかもしれないが、私の哲学は、人的に何の関与もしないで確実に省エネを実現することに価値を求めてのことです。
送風機の消費電力が大きすぎます(50倍ぐらい) もう一度仕様を調べてください。
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送風機の消費電力は私の勘違い間違いでした sorry、 8馬力のエアコンなら 送風も
このように大電力が必要なのでしょう。 驚きました。
快適なセントラルエアコンの家庭生活には 大きな電力が必要なのですね。考えさせられました。
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土屋 裕樹 様
お読みいただきコメントありがとうございました。
カタログではこの機種の送風機出力は1.5kWとなっていますが。私の場合送風機のプーリーを変え風量を落しています。送風時の電流測定値から推定した送風モーターの消費電力は1kWh程度です。
なお この運転シークェンスで問題ないか、発売元の日立アプライアンスの技術部に問い合わせ中です。
市川 敏朗
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