言葉の上で「なるほど」と思わせる話のうそ 検証可能なデータベースの分析だけが真実を語る
2012/06/09
”高齢化社会に関する「三つの勘違い」” と題した M3.com メールの橋本圭子氏のメッセージを読んで。
国際医療福祉大学大学院高橋泰氏らの構築したデータべース「2次医療圏データベース」より
誤り 1.今後数十年に、日本中で高齢者が増え続ける
正: 65歳以上の高齢者数は、2015年を過ぎると増えなくなり、2030年過ぎると75歳以上は減り始める。
誤り 2.高齢化が過疎地を中心進展
正: 2010年から2025年までの後期高齢者の増加分の55%が大都市圏である。
以上は高齢者絶対数増減に注目した場合であるが、高齢化率で見ると
誤り 3.高齢化は全国共通の問題
正: 後期高齢者の大都市圏近郊の増加率は倍増するのに反し過疎県では殆ど増加しない。
このレポートに描かれた高齢化率の相関図によれば、過疎地では将来25年間、総人口減少率が最大30%なのに比べ高齢者も25%程度減少する。大都市圏では75歳以上の増加率が2倍以上になり、結果総人口の減少率が10%程度に抑えられ、巣鴨化現象を起こすと云うのである。
根拠とされたデータベース。
医療機関の医療情報センター | ウェルネス > 運営サイト/コンテンツ > 2次医療圏データベースシステム ダウンロード
2件のコメント
leave one →
高齢者は基本的には順次「召されて」いくわけですから、話の意味はわかります。
しかし 私の住む住宅地を見ると55歳から70歳手前くらいの家庭ばかり
子供たちは都会に出て核家族を形成するかまたは中年の独身です。
(これはその住宅地が開発された時期に強く関連していますが)
もうすぐ恐ろしい高齢化に突入します。
貴殿の根拠のデータは膨大すぎてどこが その示すところなのかわかりません
地方ではなくて大都市こそが急速な高齢化となるというデーターのサマリーが
どこにあるのか教えてください。
いいねいいね
土屋 裕樹 様
コメントと、ご指摘ありがとうございました。
M3.com メールの橋本圭子氏の記事を読み、データ分析による思考が大切と思いその要約を照会するつもりで書きました。
参考資料は、橋本氏が根拠として記述されたデータベースを単にリンクしたものです。
自分で咀嚼しないで書いた記事と云うことで、ご参考になる様な根拠を私自身持っていません。
いいねいいね