警察庁の重大な人権違反 新運転免許証
右の画像は読売新聞(6月3日、Yahoo!ニュース)の記事から転載したものです。これの関連記事は朝日、産経、時事通信で検索したが免許証の映像はこれだけだった 。画像は警察庁の発表によると思うので著作権の問題は無いと思い転載した。
これを見て警察庁の粗野な暴走にはあきれた。
事故の際、健全な臓器を役に立てる人道的目的で免許証保持者の意思を免許証に記載するならば、免許証のこの右下部分の記載は完全に封印し、医療目的で無い場合は閲覧を禁止する。事故の際、医療関係者・救急隊員の資格保持者の状況判断でのみこの封印をはずす権利を与え、たとえ警察官と云えども、医療関係者の明確な承認が無ければ封印を破ることは出来ない。無資格で封印を破ることは犯罪とすべきである。
警察庁の説明の、臓器移植の普及を図る目的ならばそれは警察庁の仕事ではない。
高度の医学の発達した民主主義社会では、臓器移植を受ける、臓器提供の可否、不自然な延命の拒否、これらは守られるべき最も基本的な個人の尊厳であり、それは、生命感、信条、哲学、宗教などに基づく様々な思考・心情により得られたもので、基本的な人権である。これを、単なる可否だけで決めつけ公表を強制されるものでない。これは、明確に先進社会では保証されている権利であろう。
運転免許保持者は、公民権をはく奪された犯罪者でも、犯罪予備群でもない。現代の交通社会では運転免許証は私たちのものであり、現在では身分証明にも使われている。このことからみても臓器移植に関する意思の公表を警察庁が勝手に強制するのは許されない。
他人が立ち入ることのできない個人の尊厳である生死にまで警察庁が踏み込む。こんな反道徳的な発想をする警察庁、権力を背景にどこまで暴走するのか。
何度も書いているように、運転免許証管理は行政の住民サービス関係の行政局で行う普通の先進国になるべきであろう。
メディアもこれを報道するだけで、問題点を提起しないのは理解できない。これは私たち皆の基本的人権にかかわる問題である。
