防災の日に思う
2006/09/01
交通事故も災害である。
ニュースで、深夜電柱に衝突し車が炎上、3名の遺体が閉じ込められている映像を見た。
統計は見当たらないが、ニュースなどで見る限り、死亡事故で電柱が原因となっている割合はかなり多いと思う。
最近、自動車製造会社は、衝突・追突防止機器や夜間でも歩行者を検知する装置の実用化研究を始めているが、赤外線を出していない、動かない、幅の狭い道端に林のように立っている電柱を検知することは困難であろう。
電柱を立てている電力会社や、信号標識の支柱など、どのような安全基準に基づいて設置しているであろうか。
たとえ、車が電柱に衝突しそうになっても方向をそらせ正面衝突を避けるような構造のガードレールは考えられないだろうか。
ガードレールについては、市街地の高架ように車が飛び出すことによる2次災害が予想される場所では必要だが、高速道路でよく見かける、路肩の狭い道路に事故車を閉じ込める構造は、後続車を巻き込み事故の規模を増大させる結果となる。もしガードレールが無ければ単独事故で済み、その事故車も畑や草地に落ちた場合、強い衝撃を受ける確率が小さいので乗員の助かる可能性が高い。また、良く見る光景としてガードレールの切れ目に車が突っ込んだ場合、レールが車内に突き刺さる危険があるのに構造上それを防止する処理が為されていない。
交通事故も災害の一つである。警察は起訴データを取る役目があり、加害者、被害者に分けて処理するが、現代社会では、交通事故は加害・被害に関わらず、誰でもが遭遇する可能性のある生命をも脅かす身近な災害である。
自動車先進国の多くの国で運転してみて感ずることは、道路構造の安全性については、国により程度の差があり、また古い道路か新しく建設した道路によっても違うが、事故が起きても人的被害を最小限に止めようとする構造が見られる。
我々がよく見る道路管理者が立てた 「事故多発地帯」 の立て看板、おそらく運転者に対する注意のつもりであろうが、事故が多発することが分かっていれば、その原因を究明し安全を確保するのが道路管理者の責任であり、運転者にどうしろというのか、その道は避けて通れというのか、安全に関する具体的な指針のない不可解な標識と思う。
One Comment
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spaceglow様
コメントありがとうございました。
たまたま貴方のブログを拝見することが出来て幸運でした。
ご迷惑を承知で言わせていただければ感覚的に近いものを
感じましたがコメントするなど僭越と思い、勝手にお気に入りに
入れさせていただきました。
これほど高潔な品格の漂うブログは人に教えたいけれど教えたくない
という気持ちです。
暑い時期は花が少なくて庭もさびしいですが、涼しくなれば命をふき返す
でしょう。お写真楽しみにしています。
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