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高齢者運転事故について警察庁交通局データより

2006/03/23
警察庁のWebより、免許証保有者を年代別に分類して人口10万人当たりに正規化した自動車事故のデータを見つけた。
運転者(第一当事者)の事故件数のデータしか無かったが、データをグラフにしてみた。
結果は、40-74歳までの事故数は大差なく、75歳以上でも20-39歳の値と変わらない。事故を原因とする死者数のデータが見つからないが、アメリカの分析では、高齢者はスピードオーバーや飲酒運転が少ないので、重大事故は少ないのではないかと予想される。ただ、事故に遭遇した場合高齢者は、他の年齢層に比べて死亡の確率が2~3倍大きいので死亡事故に限定すると高齢者の事故率は際立って大きく出ると予想される。しかし、これは、他の運転者が運転する車に同乗したり、タクシーや、バスの場合に事故に巻き込まれたときも同様であるから。高齢運転が社会的に危険ということにはならない。
何れにしても、分析に役立つ詳細なデータが見つからないので、確証はないが、欧米の分析結果と比べて見た場合、特に日本の高齢者に講習や運転実技までする根拠は無いものと思われる。
自動車先進国の欧米ではそのような制度は無いが、免許更新期間の3年や、更新時に医学的に認可されている正当な機関で機能検査を受けるのであれば良い制度と思う。分けの分からない自動車学校に、どのような根拠で決められた金額か分からない料金を納め、教習を受けなければならないことまで合法だとは思えない。
アメリカとイギリスで調べてみたが、初めて自動車免許証を取る時の総経費は日本円で3万円以下であることも付け加えたい。
5件のコメント leave one →
  1. 不明 のアバター
    ganzy permalink
    2006/03/24 00:32

    車に乗っておられる高齢者の立場に立って考えると:
     
    「分けの分からない自動車学校に、どのような根拠で決められた金額か分からない料金を納め、教習を受けなければならないことまで合法だとは思えない。」
     
    という、憤懣やるかたないお気持ちがよく分かります。
     
    でも、車に乗らない人間の立場から考えると、道路行政から始まって、不平タラタラでもあるのです。
     
    私の知っている限りでは、免許証を放棄して車に乗らなくなった人は、二人しか知りません。
    ① 人身事故で、人を死に至らしめた年配の男性。
    ② 動脈瘤の破裂を何度か繰り返し、医者から歩くことを強く勧められた男性。しかも、この人は本来車が嫌いなのだが、仕事の都合上仕方なく乗っていた…。
     
    ということですから、車の持っている一種の強烈な魔力がよく理解できます。

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  2. 不明 のアバター
    敏朗 permalink
    2006/03/24 15:03

    ganzy 様
    毎回お読みいただありがとうございます。運転されない方の貴重なコメントを読んで反省させられました。
    私の場合、車を運転することは何時過失による犯罪者になるか分からない恐怖感を常に感じていることもご理解ください。この意味もあって、数回の私のブログは高齢運転者が本当に危険かについてでした。私も、定年生活者で、まだ少し社会活動はしていますが、車を運転しなければ生活が出来ない状況ではありませんので慎重に考えるべき自身の問題でした。自動車学校の話を持ち出したので論旨が本意で無い方向に変わってしまいました。
    以下の文章は、前のブログとは論点が異なります。屁理屈に見えるかもしれませんがご意見をください。
    ganzyさんが②に書いておられるように、職業運転手でなくても運転しなければ職業を維持できない職種で働いている人たちがいます。もう少し考えを進めて見ましょう、現代の生活では、交通だけでなく、日用品や食料品などの物流、郵便のような通信にいたるまで、車無しでは成り立ません。それらの車の運転にリスクを負いながら働いている人たちの恩恵をみんなが受けているのです。車の事故の多くは、やった、やられたではなく、事故に巻き込まれた全員にとって不幸な災難と見るべきで、それらの災難の確率を合理的に減らす施策こそ最も大切なことではないかと考えています。
     

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  3. 不明 のアバター
    ganzy permalink
    2006/03/24 22:37

    「現代の生活では、交通だけでなく、日用品や食料品などの物流、郵便のような通信にいたるまで、車無しでは成り立ません」
     
    「それらの災難の確率を合理的に減らす施策こそ最も大切なことではないか」
     
    いずれのお言葉も、私も同じように考えています。
     
    ただ、田舎に住まっている私の目に映るのは、目と鼻の先のごみ置き場へ車でやってくる人、大型の車を乗り回している若い女性、若い男…こんな人間が、軽自動車に乗っている中年や老年の運転する車に衝突させて死に至らせる…そんなことを目にしていると、車についていろいろ考えなければならないことがあると痛切に思うのです。
     
    都会では、交通渋滞が日常茶飯事となっていること・公共交通機関が発達していることなどから、田舎ほどには、私の思っているようなことは起こっていないかもしれません。
     
    当地香川県は、このところ常に交通事故死1万人あたりの死者数全国ワースト1位あるいはそれに近い位置を守り続けて(?)おります。
     
     

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  4. 不明 のアバター
    敏朗 permalink
    2006/03/25 01:32

    ganzy 様 おはようございます。
    事故の場合、軽自動車の死亡率が高いのはそのとおりと思います。
    いつもアメリカのデータを引き合いに出すと思われるかと思いますが。日本の場合、データが有るのか無いのかを含め非常に見つけにくいのです。実は、このブログを書くに当たり、いろんな分析資料を探しました。アメリカでは乗用車を分類して、軽自動車(軽量という意味で日本の軽自動車ではありません)の死亡統計の資料もありました、確かに死亡率が高いのです。これは物理的にどうしても避けられないことですが、経済性、省エネ、環境、どの面からも進めなければいけないことで、この点では日本の自動車メーカーは世界一進んでいると思います。
    日本で著しく遅れているのが道路環境の管理と思います。たとえば、死亡事故の原因としてはっきりしている車道の直ぐ脇にそって頑丈な電柱が並んでいたり、切れ目が処理されていないガードレールなど、これらは車に対して最大の凶器です。アメリカやヨーロッパを旅していて見かけない光景です。道路管理の安全性に関する文書で、交通標識の支柱の危険性に注目している論文を見ました。ヨーロッパではイタリアが日本と状況が近く、道路の構造の安全性にあまり配慮していないように見ました。スペインでは、早くから開発された地中海沿岸の自動車道路はイタリアやフランスとあまり変わりありませんが、内陸部の新しく建設されている道路はアメリカやカナダと同様の安全性に重点を置いた構造になっていました。これらの結果は、各国の事故死者の統計を見てもうなずけます。アメリカの死亡事故率はヨーロッパに比べ高いのですが、一人当たりの年間走行距離が日本やヨーロッパの2倍以上であることも原因していると思います。

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  5. 不明 のアバター
    Ayumi permalink
    2006/03/26 13:08

    こんばんは。
    梅の花がとっても綺麗ですね。
    我が家の梅は老木ですが今年も
    つぼみをつけて元気そうでした。
    今日は久々に我が家の周りで草花が
    芽吹き始めたことに気がつきましたので
    数枚ブログにUPします。
    今日の宮城はたんぽぽの開花宣言が
    ありました。
    さくらの開花宣言が待ち遠しいです。

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