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ノーベル賞

2005/10/08

ノーベル物理学賞と平和賞

何のかかわりも無いと思うが、物理学賞はアインシュタインが特殊相対性理論と光量子仮説を発表した1905年より100年目にあたり、平和賞は日本が原爆を投下されてから60年目の節目を意識した人選のようにも見える。

この二つの年の共通点を探すとすれば、この両方とも原爆と深いかかわりがある。アインシュタインは、質量とエネルギーの互換性を最初に導き出したのと、量子論の基本となる光量子説の提案により、原子核エネルギーの解放に関する理論的根拠を与えた。今回の受賞者の一人 Roy J.Glauber 教授は原爆とは関係は無いが、光と物質の相互作用についての基礎理論を発展させた。アインシュタインは第二次世界大戦末期に、ナチが原子爆弾を完成する可能性を考えてアメリカ大統領に原爆開発に関する手紙を出したことも有名である。

アルバラダイIAEA事務局長は、査察の結果イラクに核爆弾がある証拠が無いことを言い続けた人である。

自然科学の受賞者に比べ、平和賞は相変わらず、国家権力の暴走を食い止めるべく努力した人の評価と将来の働きへの期待観を免れない。人類は、古代ローマ時代から相変わらず権力闘争を続けている。

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