交通事故災害の記録Ⅺ 人身傷害における死亡率、 75歳以上の高齢層は死亡に繋りやすいことの明らかな証拠
2023/12/03
高齢者は身体的な虚弱性のため人身傷害事故に対する死亡率が高い。高齢者の死亡者数は事故の起こしやすさを表す係数ではない。
75歳以上の歩行中に遭遇する受動的な(当事者B)事故傷害に対する死亡率は際立って大きい。普通乗用車乗車中の8倍以上である。グラフ中、青色の棒が全年齢層の平均死亡率、オレンジ色が75歳以上の場合である。

能動的事故当事者とみられる当事者Aの統計を見てみよう。歩行者の加害事故が無いのは当然だが、普通乗用車でも死亡率は高齢者総で0.6%、全年齢の0.4%とあまり変わらない。人身保護機能のない自転車や原付2輪の交通手段がいかに危険かがわかる。

特に、自転車の自損・加害事故が多いことが分かる、交通事故に際して人体の保護機能がいかに大切かを示す例である。
高齢者を根拠のない差別(運転免許返納キャンペーン)などで最も安全な交通手段である乗用車利用から排除し、無防備な交通手段である歩行や自転車に移行させることは過酷な死亡事故件数を増やす効果しかない。
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