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血圧の日内変動 昼間と夜間との違いをどう評価するか

2023/08/21

ABPMなどで血圧の日内変動を見ると、健常な人なら血圧は昼間は高く夜間は下がるのが常識でこれをdippers、夜間に血圧があまり下がらない人をnon-dippersと云う。

しかしこの血圧変動は、生物学的昼夜時間に同期するものか、昼夜の活動の違いによるものだろうか?

もし血圧が身体的、あるいは精神的活動量に依存するとすれば、有職年代の社会活動期と、自宅生活や健康維持のための歩行などまた、老年期の自立行動に限る場合、昼夜の血圧統計値は変わってくるはずである。

高齢期の生活状態には多様性があり、単に昼夜の時間帯平均の違いだけで臨床的にdipperあるいはnonn-dipper 等と判断し臨床的に対応するのは疑問である。

上のグラフは私の日内血圧変動を表したものでnon-dipper に相当すると思われる。しかし私は高齢で、自立生活はしているものの家事作業や外出など長距離歩行等はしていなく、主として座位での読書やコンピュータ作業など安静時に近い生活をしている。精神的ストレスや運動に伴う血圧上昇の機会は有職世代とは異なる状態にある結果かもしれないと思っている。

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