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長年続けてきた降圧治療薬服用を中止した理由

2023/07/31

高齢者に厳格な降圧治療は必要か? 私は、24時間血圧モニターで7年余り、30分毎のデータを取り取り続け蓄積してきた。その間には各種降圧薬を複数処方されてきた。結果は、ほぼ循環器学会編のガイドラインの平常値を保ってきた。現在処方されている降圧薬はアイミクスLDだけであるが、これの服用をABPMの測定結果を注意深く監視しながら中止した。結果は、著しい血圧の上昇は見られなく、主治医の承諾を得て現在まで続けている。

無降圧剤で7週間余り経ったところで統計を取ってみた。

下のグラフは、血圧5mmHg区間ごとの頻度分布を表したもので、一見降圧薬有無の違いはわずかに見える。縦軸は総測定値に対する相対頻度%で示した。

収縮期血圧分布は降圧薬による降圧効果が見えるが拡張期では殆ど無いと云ってよいだろう。

この両者について、エクセルの基本統計量を比べてみた。殆どの統計量に対して降圧薬の効果はわずかと見られる。

ただし、危険因子と見られる血圧の頻度を比べたものが下表で、降圧薬無しの場合見られる赤字の高血圧出現率はアイミクス服用中では明らかに減少している。

24時間生活環境下に於ける、収縮期血圧150mmHg以上、または拡張期90mmHg以上の出現率を降圧薬服用によって三分の一ほどに減らすことにどれほどの医療効果に期待できるであろうか。

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