感染確認者推移とその集団から遅れて発生する死亡者推移について、各感染増大次数毎に分けて分析し、グラフに示した。
下の表に各次元ごとの特性を示す。
先ず、感染確認者数と死亡者数曲線の日ずらし相互相関係数の最大値はすべて0.9以上で非常によく一致していて、このことは、集計データの信頼性を示していると考えられる。
感染確認者の日差調整後の死亡率は異なり第1次から4次までが1%以上、第5次から第7次までは0.3%以下であるが、不気味にも第8次ではまた2%以上になって死亡率の高い変異株であることが推定される。
感染確認から死亡者が記録されるまでの日遅れは何れも2週間から3週間程度であった。