COVID-19 日本の感染確認と死亡者との時系列推移 残念ながらまだ危険な状況にある
2023/03/07
3年余り、発生初期の混乱期を含め、地域保健所及び医療機関からの報告による集計値。これは、統計的にぶれない一貫した根拠による貴重なデータと見られる。
下のグラフは、日々の集計数を週日や長期休日の影響を軽減するため3週間(21日)平滑化平均値を用いて描いたものである。感染確認者数の時系列にほぼ一定期間遅れて死亡者数が推移している様子が見られる。

縦軸を対数軸にして表したのが次のグラフで、感染、死亡共に上昇の傾向が続いていることが分かる。この対数グラフで直線近似が見られることは、実際の上昇は指数関数的に増大していることを意味し、まだ安心できない状況であることが分かる。幸いなことに、感染者増に比べ死亡者の上昇が低く推移していることが分かる。

感染確認数と死亡者数推移から日ずらし相互相関係数から死亡遅れの日数を統計的に推定できる。その結果は下のグラフの様で、16日あたりと見られる。

No comments yet