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COVID-19 公表される日毎集計値は週の曜日に依存する 医学的実態ではない 

2022/02/01

各国のコロナ感染データの日ごと集計値には、国による制度・習慣の違いが見える。

下のグラフで、黒色の横線は週間平均値を1.0とした場合。エラーバーは標準偏差。

日本の感染確認者集計値は、月曜日に少なく、死亡者は日曜日に少ない。

アメリカでは、感染確認者、死亡者ともに日曜日が少ない。

イギリスでは、感染確認者数は週日に関係なくほぼ一定、死亡者は日、月の集計値が少ない。

ウィルスに曜日はないので、これは主に政府・医療機関等社会活動の週間活動効果と見られる。

このことから、厚労省の「新型コロナウィルス感染者」表の(+増加数)は科学的情報として全く無意味であることが分かる。表は事務的に集計された直近数日前までの値であることをとを銘記すべきである。

増減を云うならば、意味があるのは週(7日)移動平均であろう。

メディアも、厚労省の日ごとデータをその日の感染実態と誤るような表現で報道をすべきでない。

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