オミクロン株は感染力は強いが、遺伝子複製ミスによる株の減少半減期も短いようだ。
下のグラフはOWDによる日毎感染確認者数と平滑化曲線である。第4次感染の拡大率は非常に大きいが
終息速度も大きいことが見られる。
下図に、第4次感染近似曲線を異なった定数で求め描いた。緑の線は上昇期に一致させたもの、赤線は収縮期に合わせたもの、そして紫は全体の傾向に合わせたものである。
感染確認集計値の週日変動と重なってその特性の適否は困難である。
これで見る限り、実行再生産率の初期値は1.78~2.10と比較的大きく、変異株の減少半減期は16~25日と以前に見られた病変変異株に比べ短いことは確かなようだ。
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