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COVID-19 感染情報 全く無意味なメディアの記事の一例NHK

2021/09/03

NHKの取材能力を疑う記事。”東京 今月中に重症病床“満床”の試算も 医療体制は大丈夫か?” 8月5日 の記事で、京都大学西浦教授による試算として 東京の感染者数を 8月12日 11,169人、8月26日 32,280人として記事にしている。

下のグラフは、私が昨年2020年の実効再生産率変動を基に今年同期の感染者予測(赤線)を描いたものである。

このグラフに上記、NHK記事の試算値なるものを青丸で記入した。

グラフの紺色縦棒は東京の今年の日あたりの公表感染者確認数である。誰が見てもこの青丸印は何の意味もないただの算術としか見えない。こんな数字を社会的意味があるような記事にする科学音痴のNHK編集局に驚く。

科学は言い換えれば予測の学問である、科学の予測作業は根拠のあるデータに基づく多くの同研究者が受け入れる理論(モデル)により導き出されるもので、一流大学の教授が言った言わないの問題ではない。

私の試算の根拠は、我々の社会活動は年間の行事に大きく依存する。その結果、感染症の伝染は毎年同じ傾向を示す要素が大きいと思われる。現在得られるデータだけでは科学的モデルの構築は無理と思われるが、上記の理由により昨年の感染確認数より週間当たりの実勢再生産率を求め、本年の7月1日以降これに従うと仮定して計算した予測が赤線グラフである。

ここでは、私の予測が正しかったと主張するのがが目的ではなく、専門家の科学者が中学生の計算の様な予測を無条件に云うわけがなく、取材者の理解能力の欠如としか思えない。

ここで強調したいのは、記事の予測が外れたから非難するのではなく、予測にならない根拠で計算された数値を記事にしたことである。

以下に参照した記事のコピーを添付する。

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