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COVID-19 政府の強権的な対応無しに成功している日本の感染防止成果 個々の社会人の良識と行動が重要である実証を見る

2021/07/21

Our Word in Dataに記載されているStringency index1) の値と各国の政府対応の厳格さとその国でのCOVID-19感染症の陽性者数及び死亡者数の累積結果(2021年7月)を比べてみた。日本と交流の深い北半球の一部の国で。

下のグラフは、人口百万人当たりの累計感染確認者数とその国での最も厳格な時期のStringency_index値の相関関係を示したもので、大きな特徴は極東アジアに位置する日本、韓国、台湾は政府の感染規制には関係なく際立って感染者が少ない。欧米諸国ではドイツを除いて見ると、国国の間では規制が強いほど陽性者率が減少していることが分かる。政策が十分機能しているかどうかの評価は別にして、一応まん延防止対策として成功しているように見える。

死亡者数についてみると、政府規制とは全く無関係で、防止効果は見られない。極端な例が、極東三国で、日本の最も規制の緩い。

下のグラフは、ワクチン接種完成者数の場合で、この場合は政府の関与が影響しているとみてよいだろう。韓国は外れているが、比べたのはCOVID-19発生初期に戒厳令に等しい協力なロックダウンを実行したときのStringency値である。これと反対に台湾ではワクチン接種の強力な政策をとってた結果であろう。

日本は、ワクチン接種政策についても並外れて脆弱である。

しかし、日本はCOVID-19感染症の社会的災害率から見ると世界的に稀に見る少なさである。その原因は「ファクターX」かどうかは別として、政府の強権的政策を防ぎながら各個人が不要な社会的接触を極力避ける努力している成果と思いたい。

 参考 1)

https://ourworldindata.org/covid-stringency-index

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