COVID-19 重要なのは直近2週間の新規感染者の推移 回復し抗体を獲得した累積感染者は安全層
新聞をはじめメディアの累積感染確認者数の報道は無意味。回復累積感染者数が人口の70%以上にならなければ集団免疫獲得による感染収束には至らない。現在の感染による免疫獲得者はとてもそれには至っていない。
社会的に最も重要なのは感染確認から2週間以内の活性感染者数である。この人たちから次の期間の感染者を発生させるからである。
比較的人口の多い地方の行政区間における総感染確認者に対する直近2週間の活性感染者の比率を求めグラフにしたものが下図である。
2020年5月までの第一次拡大期には、新規感染者に比べ回復感染者が少ないために、この比率は乱高下するも1に近い。5月中頃から7月までは十分の一以下であったが第2次感染拡大により50%にも達した。第三次の終息期にある現在は回復者の増加に伴い全地域共通して10%以下となっている。

この状況をどう分析するか? メディアなどが騒ぎ立てる累積感染者数や、前日との感染者数の増加ニュースが社会的に予想される近い先の感染状況の判断材料として無意味であることが分かる。
現在の収束状況が、昨年の7月以降の様な感染爆発と収束が見られない状況を起こさないよう、科学的な研究の追求とそれに沿った対策が求められる。
この無意味な表、いつまで報道し続ける気だろう。
COVID-19発生からの累計感染確認者数: 現時点では上記グラフの様に95%が回復していて免疫保有安全が確認された人々である。累計表であるから日毎に人数が増加することが当たり前、減少することはない。カッコ内の+に続く数値は何の意味があるか? そればかりか、日毎発表の集計値は社会活動の週日の特性に強く依存し、実勢の発生日データではないことは明らか。最近になってやっと増減を云う場合、週間平均値を見掛けるようになったが。
このような無意味な数値がメディアは社会に間違った認知バイアスを醸成することの責任を認識すべきである。
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