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厚生労働省集計の新型コロナ感染者統計 驚異的な正確さの一例

2021/01/19

COVID-19感染の予測統計で重要なのは、日毎の感染者増減でもなく発生からの総計でもなく直近のウィルスの開放性感染者(活性者数)数である。WHOの一般向け広報では陽性確認からのこの期間を10~14日としている1

厚労省公表のオープンデータより、累積感染確認者数から2週間前の退院回復者と死亡者数を引いた推定感染活性者数と(青線)。確認感染から2週間で他に感染させる能力がなくなるとして、当日より2週間前までの累積感染者数(赤線)を感染活性者数とした場合との関係を表したものが下のグラフである。

14日間の累積感染者数(赤線)の方が多い事から感染活性期間は14日より短いと推定し、この期間を11日として描いたものが次のグラフである。

第一次パンデミックを除き、双方の推移はよく一致していることが分かる。細かい脈動は集計作業における週日に付随する周期性と見られる。これは7日間の整数倍統計でなければ除ききれない効果でありこのグラフでは細動まで一致が見られ、これは11日の累計での週効果残差と見ることが出来る。

以上の結果を見る限り、日本の厚労省集計データは科学的に矛盾の無いものと評価できる。

1)

日本のCOVID-19感染関連データベース 科学的に非の打ちどころのない正確さ

2021/01/08

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