COVID-19 公的発表の感染表は当日の実勢数ではない 事務的な集計値である これによる(前日集計との比較は) 何の意味もない誤った情報に過ぎない
2020/12/26
下のグラフは、PCR検査実施数、陽性確認者数、死亡者数をそれぞれ、日毎の厚労省のオープンデータにより描いたものである。縦目盛り線の赤色は日曜日を示す。これを見れば分かるように公表値は、週日活動変化に依存し、感染情報実係数の日系列ではない。
公表されている前日との比較数の主要ファクターは、この曜日の特性を表している数値に過ぎないことが分かる(特に月曜日)。しかも前日までの総集計値に対する増加数では、当日の発生がゼロでない限り増加数することになる。そして、日曜日には調査あるいは集計活動が鈍ることから、前日比で見れば月曜あるいは火曜日の増加が大きく見えるだけであり、事実とは関係のない値である。このような「週バイアス」に無頓着なデータの公表は無意味であるのみならず、一般に誤った認識を醸成するだけであることが分かろう。



数値に嘘はない、無意味でも悪くはない。「前日比激増」悪いインパクトを見せて興味を引くことが感染防止に必要だと云いたいのだろうか?
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