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日本のPCR検査実施数は不合理なほど少なくない メディアの欧米一辺倒記事は間違い 

2020/12/14

PCR検査の正確度については、確定した定説がなく、まして多様な条件*1での現場検査実地の現状ではその精度は90%或いは95%ともいわれているのを見たことがある。また検査から結果報告までの遅れ日程は早くて1日、数日はかかると見られる。このような現状での不確定性を考慮しながらの分析を試みた。

COVID-19(新型コロナウィルス)感染のデータベースが報告されるようになってからの私のブログ。その時々の時点におけるいろいろな分析、主として北半球の諸国との比較を含め投稿してきた。

統計学的には、日本のPCR検査実施数とその結果の確認陽性者数、そして死亡者数の間には不合理な関係の証拠は見つからない。これが私の得た今までの理解である。

その一例として6月16日に書いた記事「世界のCOVID-19禍Ⅱ」に示した組みグラフをここに再表示する。これは確認陽性者数、死亡者数、回復者数の時系列グラフである。これで見ると日本だけが感染者確認から終始一定の日程遅れで回復者、次いで死亡者数が報告されている。そして第一次パンデミックの上昇速度も低く安定していることが一目で分かる。

日本のCOVID-19の感染が報告され始めてから現在までのPCR検査数とその結果確認された陽性者数を示すグラフが下の様である。日あたりの報告数は、週日の違いによる周期効果がはっきり見られるので何れも週間(7日)移動平均値の中央日の日系列を用いて分析した。用いたデータは、オープンデータ・厚労省から。

第一次感染拡大期には明らかに検査不足と見られる様子がみられる。そこで下のグラフは検査実施数に対する確認陽性率をグラフにした。

陽性率が安定した5月半ば以降(上図の塗りつぶし範囲)で検査実施数に対する確認陽性率の相関図を作成した。

点線で表した近似直線はエクセル関数の計算値、実線は目測によるもので、陽性率は5%から7%と見てよいだろう。

気になるのは、感染者拡大期には感染率が8%程度まで上昇しているが、それが検査数不足の結果と云える証拠とも云えない様に思われる。

*1) 厚生労働省オープンデータ収集機関と12月12日までの収集件数。

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