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情報として意味のない新聞見出し「4日連続30人超え」コロナ死亡者の記事 誤った認知バイアスの見本

2020/12/05

朝日新聞12月5日朝刊の記事。厚労省のプレスリリーズのコピーと見られる添付記事と、センセーショナルな見出し記事。数字に嘘はないので良いと云うのだろうか? 感染情報として科学的に無意味な記事との認識は無いのだろうか?

認知バイアス

基本的な統計学的な誤り、社会的帰属の誤り、記憶の誤りなど人間が犯しやすい問題。事例証拠や法的根拠の信頼性を大きく歪める、Wikipedia.

 

 

 

下のグラフは、同じ期間の厚生労働省のオープンデータから描いたもので、日毎の集計報告値には明らかに週ごとに共通した特性があり、直近の状況では、日曜日は最も少なく水・木曜日に多くなっている。病理学的にこのような死亡変動が確認されているのだろうか? おそらくこれは集計事務的な原因によるものと見られる。いずれにしても見出しの「4日連続30人越え」は全く意味がない。通常の変動でその幅が少々大きくなったということである。

赤字は日曜日からの死亡者の増加数を示した。4日間の期間の取り方によっては返って減少している場合も見える。このような誤りを除くために普通は週(7日)間移動平均を用いて日毎の変化量を推定している。

メディア、特にテレビでは視聴者の興味(目立ちやすさ)を目的に、無意味であってもセンセーショナルな事例を選び、見かけ上の数字に嘘がなければよいという無責任さが目立つ。

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