アメリカでの所得格差とCOVID-19死亡率
2020/10/22
States with highest income inequality experienced a larger number of COVID-19 deaths
UNIVERSITY OF CALIFORNIA – LOS ANGELES HEALTH SCIENCES
米国において、所得格差が最も大きい州では、格差が小さい州に比べてCOVID-19に関連する死亡者数が多いことが明らかとなった。カルフォルニア大学ロサンゼルス校からの報告。
所得格差の最も大きいニューヨーク州での研究対象期間中の死亡率は10万人あたり51.7人で、格差の最も小さいユタ州における10万人あたり0.41人のおよそ125倍にのぼった。ニューヨーク州についで死亡率が高かったルイジアナ州では10万人あたり19人で、コネチカット州が10万人あたり16.9人と続いた。一方、ユタ州についで死亡率が低かったサウスダコタ州では10万人あたり0.7人で、ノースダコタ州が10万人あたり1人でこれに続いた。
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