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PCR検査の増加政策 ほんのわずかではあるがCOVID-19感染者の医療空白者数の増加が見られる  厚生労働省のデータ集計の誤差とも見えなくもないが

2020/08/09

日本の場合。厚生労働省の「オープンデータ」による医療欠落者?の一例。

下のグラフは累計PCR感染確認者数から医療記録のある人数を引いた「医療記録空白者」を描いたものである。厚生労働省のデータベースは5月8日よりデータ収集方式を変えている。したがってそれ以後について作成した。同時に発生初期からの累積死亡者を併記した。

医療記録空白者数は、6月中は変わりないが以後増加に転じている。

PCR検査数は7月以降、地方行政の増加政策に従って変動は大きいが急激な増化に転じている。下のグラフ、

確認陽性者数との関係は、

医療の空白者人数は非常に少ないがこれをどう見るか? PCR検査の検査数、陽性者数がともに増加しているにもかかわらず医療の記録を持つ感染者(入院を要する者及び退院者の累積数)に対する死亡率は7月以降急激に下がっている。下図、

これは、死亡者数が変わらないのにPCR検査増による確認陽性者増の結果、母集団となる医療を受ける必要と認定された人数の増加によるものである。感染死亡者が減ったのではなく医療を必要とされる人口が増加したためである。PCR検査で陽性であっても本当に隔離医療が必要かの注意深い検証が必要である。

無条件のPCR検査は必ずしもよい結果を生むとは限らない。医学的に正しい根拠に基づく指導と並行して行わなければならないことを示している。

日本では、COVID19感染初期から7月までは妥当な政策であったと評価すべきと思えるがどうだろう。

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