COVID-19 (新型コロナウィルス感染)見えてきた日本の第一次の波と2次との違い 今回は死亡者の増加は見られない。
2020/07/31
下のグラフは日本の感染状況をそれぞれの累計で描いたものである。6月以前を第一次、それ以降を第2次と見ると顕著な違いは今回第2次では死亡者の増加が見られないことである。
第一次では感染確認から約18日遅れて死亡者の増加が、3-4週間で回復解放者が見られている。今回は7月に始まった確認感染者の増加にもかかわらず4週間たった今でも死亡者の増加は見られない。回復隔離解放者は感染確認から2週間後、ほぼ並行して始まっていることが見られる。

まだ前駆的な結果であり未知な要素が考えれ確ではないが、日本の医療対策の成功の経過であろう。
今回の感染確認者の増加が死亡者増加になっていない現状の重要さ、その原因の研究とその対策の継続を求めることこそ最も重要な情報であろう。
テレビメディアなど、視聴率本位ともいえる感染者確認者の前日比の増加が大きい時だけ、目立つタイトルをつけ同じニュースを流し続ける。
欧米諸国の真似をしてむやみにPCR検査だけを増やし感染者の統計を取っても、その医療体制を見ない、医療崩壊は政治の失敗というだけでは感染死亡者は防止できない。
テレビメディアの間違い: ぼんやり聞いていると分かりやすいだけ、根拠の無い尤もらしいコメントは視聴者の間違った認知バイアスを増加させるだけ。科学的な証拠に基づく理解と対策のみが効果を示すことを強調すべきである。
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