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日本のCOVID-19 累積感染者数の指数関数近似  暫定的な結果

2020/05/02

ジョーンズ・ホプキンス大学集計データによる(JHU)、日本の1月22日よりの積算確認感染者数の指数関数近似を試みた。1月22日に16名の既感染者が、他の人に感染を移して増加していく様子を描いたものである。近似値より突然増加した感染者数が見られた場合には、その3週間ほど前に集団感染が起こったと仮定して補正を加えた。

青色が集団感染者数の後ろ向き仮想数とその発生日の設定を表す。

指数関数近似は、1月22日から4月19日までの指数増加率を①EXP(0.0716x)、4月20日から4月24日までが②EXP(0.0278x)、4月25日以降が③EXP(0.013x)とした、xは経過日数。

これは感染源となる既感染者が、感染直後2週間の潜伏期間を経て、以後4週間(有効感染暴露期間)の間、他に感染を及ぼす能力を持つととして、①の場合一人の感染者が2週間に1人、暴露期間中に2名の新しい感染者を増やす割合で、これは感染者の社会的増加を意味する。②の場合は2名の既感染者が新しく1名の感染者を生む場合。③の場合は約4名の既感染者で1名の新しい感染者を発生させる割合で、②③は新しい感染が収束する場合であり、外出制限など社会的距離を取ることで実現できると考えられている効果である。

以上は、理屈抜きに報告された累積確認感染者に合うように後ろ向き近似を試みたもので、現実の現象を説明するものではない。

科学的な裏付けとともに正確なデータによって検証すべき問題であろう。

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