COVID-19 確認感染者報告数と週日との関係 日本の無責任な検査体制の証拠
2020/04/24
JHUのデータベースに記載された日本の日々の確認感染者数とドイツの場合を比較したグラフを下に示す。
JHUは、日本のどこからの情報を得ているのかわからないが、際立った違いは、日本の場合、土、日曜日に限って感染者数の変化が欠落していることが目立つ。感染症のデータベースでこんなことはあり得ない、検査を休んでいるのか、報告の可否を決済をする管理職職員が休んでいることが原因か分からないが、科学的にありえない報告であることの証拠であろう。


下のドイツの場合、確かに日曜日を挟んで前後の3日間は感染者数が少ないが、これは検査数が少ないのか、市民の社会活動の週日変化のせいかは分からない。いずれにしても、健康管理機関が脳天気に土日休んでいることの証拠はない。
メディアのニュースはもっとひどい、このようなデータを見せて、「本日の感染者が昨日の2倍近くになった」といった数字だけの興味本位の記事にする。中学生の統計常識もないことに気づいていない。嘘ではないからよいと云うのか?無責任すぎる。
これだから、日本の市民が感染拡大を防ぐための自主行動で世界で際立って少ない感染死亡者数を実現しているにも関わらず、国際社会では信用されず、無視されている原因であろう。
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