日本のCOVID-19 4月9日までの確認感染者数からの今後の予測試算
2020/04/11
日本の確認感染者数(JHUジョンズ・ホプキンス大学のデータベース)に適合する模擬拡散近似を試みた。方法は、1月21日までに23名の既感染者があったとして、それらの人たちがJHUデータの開始日1月22日より他の人たちに感染を広め始めたと仮定して追跡してみた。
一人の既感染者が一日にどれだけの感染を広めるかの割合(感染率)を変化させてJHUの4月9日までのデータと近い感染率0.12/日を求めた。

結果は、4月9日までこの感染率で増加が拡大していく様子は(赤色)線で、この場合は指数関数的に日本の人口の数分の一程度まで増加が継続すると予測される。10日に発表された80%の感染率減少を実行できた場合の予測が(緑線)、直ちに全感染者を隔離し新たな感染者を止めても、最後の感染者は潜伏期を含め回復まで6週間程はどの期間があるので直ちには減少しない(橙色)。
今回の政府政策80%感染率減が達成できても、確認感染者数が1万人を超えることは確実の様だ。
感染率減少ができなければ、赤線の指数関数近似から5月11日連休明けには確認感染者は38万人の予測が立つ。
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