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急ブレーキをかける頻度で評価する欠陥運転の研究

2020/02/25

急ブレーキによる急速減速イベント(RDE)と、衝突安全性や運転機能欠陥関連の判定との関係を調査することで、高齢ドライバーの事故リスクとRDEの関係が検討されています。

最近の研究により、RDE加速度は、0.35g(g重力単位)以上の減速によって定義され、特にドライバーの運転環境を含む他の多くの要因と共に、安全対策として有効と思われる。

Predictors of Rapid Deceleration Events among Older Drivers: AAA LongROAD Study

This brief examines the relationship between hard braking events (known as rapid deceleration events (RDEs)) and safety-related outcome measures such as near crashes and declining functional abilities.

https://aaafoundation.org/predictors-of-rapid-deceleration-events-among-older-drivers-aaa-longroad-study/

February 2020

この報告記事を受けて、私の旅行運転記録から走行中の加速・減速加速度ヒストグラムをグラフにしてみた。測定は、車に固定したタブレットコンピューターの3軸加速度センサーと、車のOBDII端子から取ったもので毎秒値からの統計である。負の加速度はブレーキによる減速加速度を表す。

走行道路は、山岳林道、町道、自動車専用道路で、速度規格80km/hと100km/hの4区間について、同日継続して運転した場合で、昼間天候は晴れの場合、自動車専用道路は混雑気味の場合であった。

どの道路でも、実質的に正常加速度の範囲と見ることが出来る。

結果は、ヒストグラムでは見えない稀なケースとして林道や町道では急カーブや交差点停止などでブレーキによる減速の場合0.4(g)程度の減速がみれれ、上記の閾値より高いことになる。自動車専用道路では加速も減速加速度も0.33(g)以下であり、加速度の標準偏差も自動車専用道路では0.05g程度で安定して走行していることが分かる。特に自動車専用道路では無理な割り込みを行けない限りブレーキで減速するのは少ないことが分かる。

道路形態の極端に違う走行での速度・血圧・脈拍の同時記録の一例

2019/12/17

走行ルート

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