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日本とイギリスの歩行中と自動車乗用中の事故致死率の比較 日本では高齢歩行者の致死率が2倍以上

2020/01/30

結果は、日本の場合、歩行者の致死率は自動車乗用中の致死率に比べ常に大きく、イギリスの2倍ほど、イギリスでは、いずれの年齢層でも歩行者と乗用車乗用中にそれほど大きな違いは無い。

日本の乗用車乗用中の致死率はイギリスに比べ極めて少ない。このことから日本の運転者の安全欠如とは考えにくい。

日本の高齢者の致死率が乗用車のそれに比べ高いのは運転者でなく、高齢歩行者に適応する道路構造や標識などの対策のおくれ、道路安全管理者の責任の問題であろう。

日本では高齢者の歩行中の死亡危険率が高い交通システムであるといえる。

交通事故の人身事故の場合、死傷事故全体に対する致死率(脆弱率)は交通手段や年齢層によって異なる。この関係をe-Stat警察庁のデータベースから算出した。その結果は私の2019年12月09日のブログ記事に表したが、警察庁の乗車中の事故データは乗用車だけの分類は無く、運転者、同乗者の区別もない大まかなものしかない。

下のグラフは、出来るだけ日英の比較ができるよう共通の区分について換算して表したものである。

最も特徴的な日・英の違いは、歩行中と乗車中の致死率の違いで、その比は日本では2倍以上であるのに対しイギリスではほぼ変わらない。

乗車中では、先に書いたように日本では乗用車だけのデータや運転者と同乗者の区別もされていない合計値しか公表されていない。これと比べるために、不正確であるがイギリスの場合には運転者と同乗者を合計して示した。

日本のデータについては以下の私のブログ記事。

高齢者の交事故致死率 60歳以上で急激に上昇 事故が増加するわけではない 誤った認知バイアス

2019/12/09

日本の場合の乗用中と歩行中の年齢層別致死率をグラフにしたものが下図である。

イギリスのデータは29日のブログ記事から取った。

イギリスにおける交通事故の年齢層別・交通手段別の分析

2020/01/29

訂正: 31日の最初の記事中日本の致死率推定の算出に誤りがあったので訂正。それに伴って結果の要約の文章を大幅に変更しました。

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