アメリカ諸州での高齢者運転免許更新条件とその効果
2019/10/22
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5005672/

米国国立医学図書館 国立衛生研究所
運転免許証更新ポリシーと高齢運転者の致命的なクラッシュの関与率
結果
強制的な対面更新は、85歳以上のドライバーの致命的な事故の関与率の31%の減少が見られました(RRR:0.69、95%信頼区間[CI]:0.48–0.97)。対面での更新が不要な場合、視力検査を要求することは、85歳以上のドライバーの同様の減少に関連していました(RRR:0.64、95%CI:0.49–0.85)。
ただし、対面での更新が必要な場合、視力検査の要求や、知識テストや路上走行テストも必要ありませんでした。
より頻繁に免許更新を要求し、医療提供者に免許当局への患者の運転能力に関する懸念を報告することを要求することは、高齢ドライバーの致命的な衝突関与率の統計的に有意な減少は証明できませんでした。
結論
- 視力検査に合格することは、85歳以上のドライバーの人口ベースの致命的な事故の関与率の大幅な低下に関連していました。
- この研究で使用したデータには、運転人口から安全でない高齢ドライバーを具体的に削除するばかりでなく、安全なドライバーの早すぎる運転停止を促進する効果を含むために、更新時スクリーニング効果がどのように達成されたかを判断できませんでした。
- 調査した他のポリシーは、高齢ドライバーの致命的な事故の関与率を低下させることはありませんでした。
以下省略
全文は、参考文献45編のリストを添付した論文です。
以上は私の“認知バイアス”の掛かった紹介です。でも、警察庁の犯している認知バイアスよりは軽いと思いますが?
間違いをご指摘下されば幸いです。
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