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都市交通の死亡者事故 高齢運転者を排除しても変わらない

2019/04/17

交通手段の間で観察されるリスクの 差は、ユーザーの年齢人口構成が異なる可能性があるため、注意して解釈する必要がある、 それは年齢差による死亡率とリスクに重大な影響が見られることです。さまざまな交通ユーザーグループの死傷者リスクを明らかにし、監視することは都市にとって大きな価値があります。特に旅行の量を制御するためには、大量のデータ収集作業が必要です。このような交通要因に対処する1つの方法は、交通ユーザグループと年齢グループによってリスク数値を分離集計する方法がロンドン によって開発されました (図 13)。この方法の結果は、年齢と移動距離を制御することにより、ロンドンを歩くよりも、サイクリングによる死亡および重傷のリスクが高いことを示しています。しかし、走行距離の単位あたりの死亡または重傷 (KSI) のリスクは、交通手段だけでなく年齢によっても非常に大きく異なります。年齢20-24 と55-59 の間のオートバイや車の運転手によって経験されるリスクは、一桁年齢とともに落ちます。この現象は、行動習性と経験の可能性が高いです。その効果はウォーキングやサイクリング間でも低い程度ですが見られます。しかし、高齢では、U 字型のパターンで、リスクが再び上がります。 歩行者、車の運転手、バス乗員の場合、リスクは年齢45-49 と85-89 の間で10倍にもなります。(図13)

近着のOECDレポートより抜粋。
https://www.itf-oecd.org/sites/default/files/docs/road-safety-european-cities-performance-indicators.pdf

私の補足

これを見ると、50~54歳以上では自転車・歩行が最もリスクが高く、それより安全であるが、乗用車運転もバス利用も同様に死亡・重症リスクは上昇する、高齢者では乗用車同乗利用だけが最も安全なことが分かる。

高齢者の安全な交通を確保するためには、自動安全装備の備わった乗用車による利用の確保、さらに、グループ予約制タクシーやボランティアによる高齢者の負担可能な乗用車の移動補助制度の工夫と制度化が唯一の解決手段であろう。対策なしに高齢者の運転を禁止し、路上に放りだすことはかえって交通事故全体を増加させることになる。

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