私が書いた“終末期医療に関する事前指示書” 開腹下幽門側胃切除術を受けるにあたって
2019/03/18
ここで疑問に思うのは、私自身が医療について判断が出来なくなった時、私に代わって申請できる判断機関はなく、相談すべき人として個人名(親族)だけであることである。
私は、この様な場合、医学的に適切に判断できる客観的な組織に判断をゆだねたい。現在日本では制度がないようで、関連学会のガイドラインでもそのような言及が見られない。一般に家族は十分な医療知識はなく冷静に判断できる状況でもない場合が多く、ただ困惑することになろう。また、担当医療チームに説明責任や決定をゆだねるのは酷であろう。
医学的に機能する“終末期医療遺言書”のような公的な制度がほしい。
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