交通モードと性別年齢層別による事故死亡リスクの違い IRTADレポートより
2018/12/03
最近の道路安全ワークショップレポートから。

https://www.itf-oecd.org/risk-travel-mode-gender-and-age
- 自転車、運転、歩行の3モードと性別の違いによる移動距離当たりの事故死者数。

- 路上滞在時間当たりの事故死者数


- 高齢者のみについての詳細グラフ。路上滞在時間の長い歩行や自転車が危険であることが分かる。
- 何れの年齢層にとっても(20歳以下の男性を除き)自動車運転が最も安全な交通手段であることが分かる。
- 特に、85歳以上の超高齢者にとっては歩行がいかに危険な交通手段であるかが分かる。
- この報告では、各層別の年間平均移動距離や道路滞在時間が分からないので異なった年齢層間の比較は意味がないが、同年齢層間における自転車、乗用車運転、歩行移動の3モード比較の値はほぼ実情を示していると判断される。
- 結論は、高齢者の運転を禁止することは、明らかに交通社会全体の交通事故死を増加させる結果になることが分かる。
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