このように、現状でもすでに自動運転車は人間の運転者と同等と云える。もちろん、試験運転車の走行モードや道路環境・天候条件など分からないので決めつけるつもりはない。
いずれにしても、このような自動運転車の危険性を煽る見出しは現実の条件を無視した間違った情報を与えることとなる。これは単なる自動運転実験車の走行距離の急増による事故件数の増加を云っているだけであり、むしろ自動運転車の技術水準の向上を示すデータといえないだろうか。
「2018年に急増した自動運転車の事故一覧、米カリフォルニア州で50件超
中田 敦=シリコンバレー支局」
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00155/110500034/?n_cid=nbpnxt_mled_at
自動運転車のテスト走行が盛んな米カリフォルニア州で、自動運転車の事故が急増している。各社がテスト走行を拡大しているためだ。州交通当局に提出された事故報告書を分析すると、自動運転車に人間のドライバーが戸惑っている傾向が浮かび上がってきた。
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この見出し記事(全記事は有料)では、上の写真にあるウエイもの場合、総走行距離1600万キロ(1.6×10^7km)で事故件数12件とある。この事故率を日本の保険会社の発表している一億km(10^8km)当たりの事故件数40~80件と比べると自動運転車がわずか多様に見えるが同程度と見るべきであろう。
このように、現状でもすでに自動運転車は人間の運転者と同等と云える。もちろん、試験運転車の走行モードや道路環境・天候条件など分からないので決めつけるつもりはない。
いずれにしても、このような自動運転車の危険性を煽る見出しは現実の条件を無視した間違った情報を与えることとなる。これは単なる自動運転実験車の走行距離の急増による事故件数の増加を云っているだけであり、むしろ自動運転車の技術水準の向上を示すデータといえないだろうか。