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血圧変動評価の重要性 24時間定時間隔血圧測定(ABPM)で得られた平均変動(ARV)と死亡リスクとの関係

2018/06/07

2週間あるいは1か月毎に診療室で測られる血圧値で判断される血液循環診断は十分であろうか?

How Many Measurements Are Needed to Estimate Blood Pressure Variability Without Loss of Prognostic Information?

American Journal of Hypertension、2014 Jan;27(1):46-55.

予後情報の見落としのない血圧変動の推定に必要な測定回数は?

血圧は短時間でも変動をするものである。診療における予後の推定情報を失うことなく血圧(BP)の短時間実変動(ARV)の平均値を得るに必要な血圧測定回数は80回程度で十分との結論を参照して。

私は、2015年10月以降ABPMによる24時間30分毎の血圧測定を続けている。そこで、この論文に記載されている血圧変動の指標(ARV)と10年後の予後リスクグラフを用いて私の最近のARV値から予後リスクをあてはめてみた。私の最近の血圧・脈拍数時系列と服用薬状況。

ABPMでは定時間隔の測定に設定していても通常の生活活動中に行われるため測定に失敗することが多く再測定になる場合や機器を外すこともあり、測定間隔は変動する。これを軽減するために次式でARVを表す。Wk はk番目とk-1番目の血圧測定時間間隔

私の最近のARV値(1時間以上の長時間間隔データは除外)。長年服用を続けた降圧剤ブロプレス服用中と中止後は下記のようである。

この値を用いてこの論文のリスク推定グラフに書き込んで見た。この程度の差は誤差の範囲内のおそれが考えられるが。

この論文のサンプルは、ヨーロッパ人1254名、主な履歴;43.5%女性、45.4%高血圧、33,7%降圧剤服用中、平均年齢56.6±SD10.4歳。

死亡リスク

心血管系リスク

統計の母集団が私と違い過ぎるので上記グラフの書き込みは一つの遊び程度と見る方が良いと思われるが、今後10年後の死亡率は9~10%程度、心血管系リスクは8~10%程度といったところか。

それよりも、血圧降下剤ブロプレスを中止してから6週間余り、もう少し様子をみる必要があるが今のところリスクが1%ほど少なくなったと見られる。また以後突発性心房細動も起こっていない。

10年余り処方され服用を続けたブロプレス、最近では降圧効果が見られないばかりか副作用のおそれも考えられる。まだ結論には早いが!

いずれにしても、現在の血圧の平均値はアメリカの新しい血圧のガイドラインで見ると正常値である。これは高齢者の私にとって下げすぎのようにも思われる。

 

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