スピードカメラは道路の安全を守るための基礎データの集積システムであるはず 世界の動向から
自動速度制御を使用して速度を効果的に削減、世界各国では、自動速度管理システムの有効性を実証しています。
速度と道路衝突頻度断面制御 (平均速度の測定を使用)、あるいはセクションコントロール(道路区間の平均速度の測定)これは比較的新しい測定法であり、単独の点の速度の測定だけでなく非常に効果的であると思われています。
死傷事故を減らすためには、同じ道路を共有する車両間の速度差を減らす行動をとる必要がある。社会的観点から見れば、道路上の実勢平均速度とともに速度差を減少させることによってかなりの安全性が得られます。そのためにはスピードカメラは有効である証拠(イタリアでのデータ分析)があります。
脆弱な道路利用者(歩行者、自転車等)と自動車交通が混在している地域では、合理的な速度制限が30km/hとの研究結果があります。
以上が私の調べた限り今日の世界の共通認識である様に思います。
日本では各所にスピードカメラ(オービス?)を見かけますが、これは高速走行が可能な整備された道路にあり、対人事故の多い住宅地や商業地では見かけません、特に住宅地では速度制限標識もない箇所が多いように思います。まして30km/hの低速道路で50%速度超過(45km/h)速度超過で罰金を課せられた事例はあるでしょうか。人身事故の多い低速道路で速度取り締まり中のオートバイやパトカーを見たことがありません。
名古屋都市高速では制限速度60km/h区間がありカメラもかなり設置されていますが85km/h(40%超過)でもカメラが動作しているようには見られません、実勢の平均速度は75~85km/hのように見えます。後続車から見えにくい防音壁のある曲線道路で規制速度を守ったら追突されそうで危険です。日本のスピードカメラは安全のためでなく、罰金収集機のように見えます。
オービス=自動速度取締機。はあっても道路の実勢速度測定器は無い、これが日本の現実ようだ。