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日本でも 高齢者の運転が増加しているにもかかわらず 交通事故全体の死者は減少している

2018/03/03

内閣府 特集「高齢者に係る交通事故防止」にリンクされているCSVファイルを使用した分析から。

緑色は、日本の高齢者(65歳以上)の運転免許保有数の年次増加状況を示したものです。(右スケール)

以下(左スケール)

紫色は歩行中と自転車乗用中に事故で死亡した高齢者の総数です。

黒色は、自動車乗車中(同乗者も含む)の事故死者数のトレンド。

赤色は、運転事故で第一当事者と判定された高齢者の関わった死亡事故件数を表したものです。

これを見て素朴に分かることは、高齢運転者が増加しているにかかわらずすべての交通手段による事故死者が減少していることです。

高齢運転者の増加との関係について:

高齢運転者による運転死亡事故(第一当事者)件数は、この10年間で運転免許保持者が1.7倍にも増加しているにもかかわらずほぼ一定で増加は見られません。

これが日本の実情です。

何度もこのブログで指摘しているように、警察庁のデータ操作、高齢者とそうでない人口が等しいとする(人口10万人当たり)の統計データは、いくら日本の高齢化が進んでもあり得ない架空の状況での話であり、これは高齢者の運転欠陥を暴いただけ、交通全体の事故防止の根拠にすべきデータではありません。実勢の事故では高齢者の歩行や自転車交通中の死亡事故の方が多い事がわかります。この事故を防止する政策を検討することこそ日本の交通安全政策の課題であることと思います。

事実、高齢者は運転における欠陥の要因を多く持つことは確かですが、これは高齢者自身の医学的な保健や生活の質の問題であり、高齢運転者が社会全体の交通障害にはなっていないことを示しています。

 

 

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