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高齢運転者を悪者にする工夫 何のために

2018/02/27

内閣府交通安全白書「高齢者にかかる交通事故防止」・29年度、 特集ー第12図CSVファイルより。

下の組みグラフは上記のデーターベースより描いたもので、左列のグラフは死亡事故の第一当事者と判定された運転者を運転免許保有者10万人当たりの数に換算したものである。この白書で高齢運転者の欠陥を強調する資料として挙げているデータである。

右列は、日本で現実に起こった2016年度(平成28)の運転者(第一当事者)の死亡事故件数で描いたものである。

左右の結果はすべて反対である。左列のグラフでは75歳以上の運転者は悪者に見え、右列では75歳未満の運転者が悪者に見える。

この違いは何が原因しているか? 誰にでもわかることで75歳未満と75歳以上の運転免許保有者の人口の違いである。

だからと言って、日本の高齢化がいくら進んでもこの両者の運転免許保有人口が同じとなることはありえない。この白書で根拠としている運転免許保有者10万人当たりの数値はこのような仮想のもので実勢の値ではない。

行政の政策の根拠は現実の証拠を根拠にすべきであり、ありえない架空の数値ではない。

この白書は日本全体の交通安全政策としての根拠がなく、間違った認識による行政はかえって日本の交通事故全体を増加させることになる証明でもある。

世界の自動車交通先進国で高齢運転者を悪者にして運転免許更新を難しくしているのは私の知る限り日本の警察庁だけである。

 

 

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