高齢者運転免許制度の厳しい州と制度の優しい州と比較して 事故率に違いがみられない結果が。NHTSA 2013年の 報告
2018/02/02
運転免許制度と高齢者 アメリカ
アメリカの道路交通法は州政府の法律で、免許制度もそれぞれの州で異なる。全国で多様性があり、高齢者の運転免許制度の違にも軽重に差異がある。したがって制度の効果の比較検証ができる。
高齢者運転免許制度の重点州(イリノイ、ニューハンプシャー、カンサスアイオ、アイオワ州)と比較州として他の6州を選んだ。
規制の厳しい州では、75歳以上は1~2年で更新(イリノイ、ニューハンプシャー)、トレーニング(アイオワ)、ペーパーテスト(カンザス)、路上テストや、このうち3州では医学的レビューを要求する州まで。この2群の州の衝突事故の年齢層別事故分布グラフを第1図、と第2図で見ることができる。
運転免許制度の違いによる効果は見られない。また高齢者の事故率も年齢とともに同様に下がっている。85歳以上では健康的な理由による運転人口が少なくなることが主なな理由でああろう。
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私の追記 ヨーロッパの結果でも同様の報告が一般化されている。
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