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高齢運転者の歩行者に対する死亡事故の関与率 イギリスの場合

2017/11/29

THE LICENSING AND SAFETY OF OLDER DRIVERS IN BRITAIN

Christopher G B (Kit) Mitchell  のグラフより。

年齢層別運転者による歩行者の年間死亡事故数。高齢運転者が歩行者の脅威ではないことがはっきり示されている。下のグラフは実勢社会のものであり、壮年運転者が圧倒的に多い場合である。どんなに高齢化が進んでも高齢者の運転者数が壮年層と同じと見る仮想的な状況はありえない。したがって、よく表される運転者10万人当たりの統計量は社会的には意味がない。

年齢層別運転者の歩行者と関与した死亡事故者数。

以下の2例のグラフは各層の母体となる人口や運転状況が同じとした場合で、運転者の年齢層別特性を示すものであり、実勢社会では高齢運転者の減少数に比例して少なくなる事を認識して理解すべきである。

年齢層別運転者百万人当たりの歩行者の死亡事故に関与した運転者数。

年齢層別運転者の台数・マイル走行当たりに関与した歩行者死亡率。

これは道路環境の要素が主に関係するとみられる事故条件で、80歳以上の運転者が道路構造に適応しにくいことを示していると考えられる。

http://crag.uab.edu/safemobility/PDF/Mitchell_120122%20Older%20driver%20safety%20presentation%20TRB%20301211%20(FILEminimizer).pdf

80歳以上の人口比率予測は2020年で5%、2050年でも10%である。しかしこの将来予測は意味がない。おそらく2030年までには自動運転の安全な車の実用化が完成するであろうから。

以上どのデータを見ても高齢運転者が歩行者に対する脅威である証拠はない。

 

日本では高齢運転者が道路交通社会の脅威のように言われているが、これは根拠がない迷信ではなかろうか。議論をする前に根拠とする証拠を確認すべきである。

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