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高齢者の運転免許放棄率 イギリスとの比較 85歳以上では変わらない

2017/11/25

イギリスでは70歳から3年毎に健康状態の自己申告により運転免許を更新する制度になった。更新手続きは無料で、インターネットでも可能である。運転免許を更新しないで放棄する割合を日本と比較したのが下のグラフである。

顕著な違いは、イギリスでは85歳未満までは運転を放棄する人は5%程度であり、85歳以上では日本とほとんど変わりなく14%程度の放棄率である。これは健康状態が運転に適応できなくなった割合と見ると日本とほとんど変わらないのが理解できる。

この違いはどこから来るのであろう。日本の有料で行われる認知症検査や自動車学校での運転実技テスト等、警察制度の強制介入による運転免許更新制度の煩わしさの違いが大きな原因ではなかろうか? また日本では、高齢者の運転を交通災害のように言う”迷信”が信じられていて、高齢者運転が罪悪のように思われる社会になっているからではないだろうか。

日本もイギリスも道路交通安全では世界の先進国で1,2を争う優秀な実績を実現した国であり、イギリスの高齢者自動車事故が日本より著しく多いデータも見られない。高齢化社会、国土の地理的条件も似通っている国情ともいえる。

これを見ても「高齢者の運転免許返納」運動は無責任で、人権無視、しっかりした根拠の検証とその結果による見直しがなされるべきであろう。

運転免許保有率の算出基準としたe-Stat 警察庁データ。運転免許保有率(それぞれの年齢層別人口当たり)の5年推移(対数表示) 2006, 2011, 2016年の値より。

イギリスの高齢者運転免許更新制度とヨーロッパ格国の状況https://spaceglow.blog/2015/01/31/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%AE%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E9%81%8B%E8%BB%A2%E5%85%8D%E8%A8%B1%E6%9B%B4%E6%96%B0%E5%88%B6%E5%BA%A6%E3%81%A8%E3%80%80%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83/

 

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