乗用車と歩行や自転車利用との交通死者の国際比較 日本の乗用車乗車中の事故死率は高齢者、非高齢者ともに世界一小さい 高齢歩行者と自転車利用者の事故死率はヨーロッパ平均の3倍近く多い 警察庁のデータベースより
2017/09/26
人口や高齢化率の違いを消去すために何れも人口10万人当たりの死者数に換算して描いた。
先のブログと同じe-Stat警察庁データベースより。
日本の高齢者は歩行+自転車利用の死者が非常に多いが、非高齢者では国際的に比べて変わりない。
乗用車の死者では大陸型のヨーロッパでは多く、島国の日本やイギリスでは少ない傾向にある。
日本では乗用車乗車中の事故死者が最も少なく、これはOECD参加国の統計でも世界一少ない。
今後日本の高齢化が進み、現運転免許保持者が高齢者層に向かえば運転者の増加により歩行者が減りイギリス型に近づくとみられる。
警察庁が選任した高齢者対策のための有識者委員達はこの事実をどう認識しているか聞いてみたい。
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