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自動車運転事故の年齢層別・類型別事故の統計分析から 実勢の事故形態では高齢者が危険運転者層である証拠は見られない  

2017/08/24

下のグラフは、e-Stat 2015年の警視庁データベースから描いたものである。

運転免許保有者数の二つの山はベイビー・ブーマーの人口増集団によるものであり、車両相互の事故件数はこれと一致していることがわかる。30歳以下では車両相互の事故が多い特長がみられるが、40歳以上の高齢者側では特長は認められない。強いて言えば、70歳以上では車両相互と車両単独の事故件数は幾分多めかもしれない程度である。

下のグラフは、死亡件数の表から事故の致死率を求めてグラフにしたものである。

類型別年間死者数が数十人程度であるため統計誤差が大きく正確な結果は得られない。標準誤差範囲を計測数の平方根と仮定してエラーバー表示したグラフを描いてみた。

高齢運転者の特徴を見ると、車両単独事故での自身又は同乗者の死亡率が大きいことは認められよう。人対車両や車両相互の事故では、関与した死亡者数が少ないのと、死亡者が運転者である高齢者とは限らないため判定は不可能である。この事実は高齢者の生活上の安全問題ではあるが、交通社会全体の脅威とする根拠にはならない。

このように、日本の実勢の交通では、高齢者が特に他の交通者に被害を与えている危険運転者である証拠は見られない。

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