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自動車運転速度と血圧・脈拍の変動測定 

2017/07/10

日本はもちろん国際的なデータベース検索でも自動車運転と循環器系諸データとの関係を知る文献はなかなか見つからない。

私は2016年よりABPM(自由行動下血圧測定:日本高血圧学会訳語)による30分毎の24時間連続測定をし健康管理をしている。そのほか手首脈拍計による連続記録、異常時には手動による心電図計測を併用している。

その中から、自動車運転中の収縮期血圧、脈拍数について走行速度記録とともにグラフ化した。

最初の二つのグラフは、高速道路走行を主体とした中長距離運転(約350km)食事休憩を含め約5時間の行程の場合である。ABPM測定間隔5分の場合。

収縮期血圧で見ると、瞬時最高血圧175mmHg、線形近似値では出発時150~160mmHg  運転終了時130~140mmHg  程度であった。何れも出発時が高く以後低下傾向がみられる。脈拍数は平均85(毎分)で運転による変化は認められない。

下の2枚のグラフは、短距離(約30km)一般道路、高速道路、都市高速を含む約45分程度の行程の場合である。

この場合は同日往復で午前と午後の時間帯に分かれた場合である。瞬時最高血圧170mmHg、収縮期血圧の線形近似値は130~160mmHg で、運転による傾向ではなく日中変化のようにも見られる。

下のグラフは私の平常生活での日中活動時間帯の血圧値で、3週間弱のものである。収縮期血圧で見ると午前120mmHg~午後130mmHg、ピーク血圧<160mmHg である。この中には日常生活上の短距離運転も含まれる。

これで見ると、非日常的な長距離・高速道運転時には平均収縮期血圧≒25mmHg、ピーク20mmHg程度の血圧上昇とみられる。

私は現在、高血圧症のため循環器医師の治療管理下で、ARB、Ca、Ca⁺⁺拮抗薬を服用中のコントロール値である。

下のグラフは、参考として見つけた、I-SS(保険サポートサイト)からの記事、埼玉県警と日本交通科学協議会の実験値の表から描いたものであるがこの原論文は見当たらず、実験の条件やデータの検証が出来ないので一種の広告記事と判断されるが、試しに私のデータと比較してみた。

ここで描いたグラフは健康な男性の受験者と記されたデータ表からとったものであるが、運転前の平均血圧を見ると収縮期血圧140mmHg以上の被験者が13名中7名、高齢者層の場合160mmHg以上の高血圧者が9名中6名含まれていて、この値を平常値より高めに出る診療室血圧相当と見ても正常な健康者とは言えないと思われる(Ⅱ度以上の高血圧:日本高血圧学会2014ガイドライン)。

私の走行時の収縮期の最高血圧値は<180mmHgで、下の2枚のグラフと比較すると私は50歳代に相当と云うこととなる。しかし、この結果を私の運転中の健康評価として考えてはいない。血圧は時々刻々変動が大きく、この実験ではどんな血圧計を用いどのような頻度で測定したかもわからない。医学的に正しい原論文を検索中であるが見つからない。お知らせいただければ幸いです。

この実験は埼玉県警車両訓練コースとあるだけで、30~40km/h安全運転、60k~80km/hスラローム走行の根拠もわからず残念ながらどんな状態での実験か知りようがない。

I-SS  http://daikai.net/drive/0111.html

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