不透明は政治の世界だけでなく 強大な利権の絡む東大医学部まで
2016/09/01
私の知る限り自然科学の分野では、たとえノーベル賞受賞の教授であれ、大学院の学生が自由に質問したり議論することに何の不思議でもない。
真偽のほどは知らないが聞くところによると、医学会で君臨する頂点にある有名教授には大学院生はおろか、一般会員が突然話しかけることも非常識と言われる学会組織。
こんな権威組織、研究費配分の役人もこの学会の組織に任せれば、自己責任が問われることはない。
医薬品業界や、医療機器業界も、この権威の傘下のもとで利権をむさぼる。
頂点となる”東大医学部”?
このような情報が出るのは、インターネットによる透明化の成果だろうか?
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東大、医学系4教授、11の論文不正疑惑を予備調査
匿名の告発文が発端、「もはや看過すべきではない」
レポート 2016年9月1日 (木)配信橋本佳子(m3.com編集長)
告発文ではこれらの論文を対象とした理由として、(1)研究者の間では、再現性について以前から疑問が呈せられていた、(2)雑誌上で他の研究者から、Correspondenceが出ており、そのやり取りを見るとデータの信頼性に疑いを持たざるを得ない、(3)生活習慣病などに関する研究であり、創薬と深い関係があり、大きな社会問題に発展する可能性がある、(4)大型の公的予算が使われた研究である、(5)論文中にPDF文書で示されたグラフがベクトルデータであり、グラフから元データの再現性、真正さの検証が可能――を挙げている。
https://www.m3.com/news/iryoishin/454926?
portalId=mailmag&mmp=MD160901&mc.l=175453042
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