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すでに達成していた世界一位 日本の自動車乗車中の安全度ランキング2013 OECDレポート 2015より

2016/01/04

Road Safety Annual Report 2015のOECD加盟国データベースよると、日本の自動車乗車中の事故死者率はオランダ、イギリス、スウェーデンを抜き世界で最も少ないことが分かった。

下のグラフは、日本と、ヨーロッパ4ヶ国のデータから読み取って描いた自動車乗車中の人口10万人当たりの死者数の比較である。これらの値は、運転者だけでなく同乗者も含む。

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全年齢層では一位であるが、65歳以上の高齢者グループについてみると日本はオランダについて2位となる。

下のグラフは、歩行者と自転車利用者を合計した死者率の人口10万人当たりの比較である

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この場合は、日本は最下位であるばかりでなく、高齢者の歩行+自転車の死者率はとびぬけて多いことがわかる。

これが総交通死者率で比べた国際ランキングでは日本が9位になっている原因である。(参考)

私は、デンマークを除く上記各国を運転して旅行しましたが、日本と圧倒的に違うのは、高齢者が一般道路を自転車で交通している状況はあまり見かけた記憶はありません。自転車王国オランダでも例外ではありません。

日本の交通事故を減らすには、高齢者ができるだけ長く自動車利用ができるような政策がポイントであると思われるが、私の今まで書いてきた一連の交通事故関係のブログを見て、この主張は高齢者のわがままと感じている人があるかと思う。

しかし、以下の事実を理解してほしい。

高齢歩行者や自転車利用者の死亡事故にかかわる不運な社会的被害者は高齢者とは限らない。

下のグラフは、日本の政府統計データベースより描いたものである。

これで見ると、20歳以上59歳までは、年齢層別原付以上(第一当事者)の事故件数より同年齢層の総死者数の方が少ない。これはこの年齢層の運転者は、他の年齢層の死亡事故に関わっているとみるべきで、その死亡者の殆どが60歳以上の年齢層であるといえる。

 

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政府統計の窓口2015

https://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&listID=000001141868&requestSender=search

上のグラフで75歳以上の場合だけを切り離して、高齢運転者は事故当たり3件の死者を出している危険運転者とみるのは間違いである。全年齢層の死亡者数と死亡事故件数の比は1.1である。

正しくは、高齢者の死亡事故にかかわった人たちは60歳以下の壮年運転者である。

言い換えると、高齢歩行者や自転車交通の交通事故死に関与して社会的責任を負わされているのは壮年運転者層であり、死亡こそしないが交通事故被害者といえる。このことに気が付かないで、高齢運転者を減らし歩行者や自転車利用に追いやれば皆が安全になると思い込んでいるあなた方、交通弱者といわれるこれらの人々の死亡事故の加害者にされるのはあなた方である。

参考。日本の交通死者のランキング。

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